【参院選】大分選挙区の候補者5人に聞く(5) 最も訴えたい政策
参院選について、シリーズで大分選挙区の候補者の考えをお伝えしています。4回目は各候補に聞いた大分の地域活性化策についてです。
参院選大分選挙区に立候補したのは、届け出順に
自民党 現職の白坂 亜紀候補。
参政党 新人の野中 しんすけ候補。
政治団体「日本誠真会」新人の安倍 正雄候補。
政治団体「NHK党」新人の二宮 大造候補。
立憲民主党 元職の吉田 忠智候補。
以上の5人です。
大分も直面する人口減少。出生数は過去最少を更新し続けている上、都市部への人の流出も課題となっています。地方創生が叫ばれる中、各候補の考えは―
白坂候補 ≪魅力を掘り起こしPR≫
◆白坂 亜紀 候補(自民・現 )
「大分は以前も一村一品運動などがあって、 各地域にたくさんの魅力がある。その魅力を掘り起こして、発信していきたい。やはり観光県、『おんせん県おおいた』としての魅力をPRしていきたいと思う。私は30数年間、大分ではない東京に住んでいたので、逆に大分の魅力が見えてきている。各地を回りながら、こういう魅力を発信していきたいというものが、いま見えているので、次、当選したら、各地の町おこし、また魅力のPRに取り組みたいと思う」
吉田候補 ≪資源を生かし地場企業を応援≫
◆吉田 忠智 候補(立憲・元)
「豊富な天然資源、おいしい食べ物、県内には温泉が点在している。農林水産物も、極めて多種多様で多い。 しかし、そうした資源が大分はまだまだ生かされていないと思っている。ぜひそうした資源が生かされるように、 また、大分県内で頑張っている地場企業をもっともっと応援して、そして、若者が戻ってこられるような魅力ある企業を作っていく」
野中候補≪日本人が来る観光事業を≫
◆野中 しんすけ 候補(参政・新)
「やはり大分に関しては、観光というものが非常に重要になってくる。その観光に関して、やはり私自身はもっと、外国の方もそうだが、 日本人の人たちが、どんどんどんどん大分に来てもらえるような、 そういう観光事業を立ち上げていく、もしくは活性化していくということに関して、もっとお金を投入していく。もしくは国を挙げて、日本に日本中の人たちが来られるような、そういうところに予算を投じていくということに議論していきたいと思っている」
二宮候補 ≪ベーシックインカムで経済活性化≫
◆二宮 大造候補(N党・新 )
「ベーシックインカムが有効と考える。 大分で仕事がないとか、所得が低いとかで都市部に出ていった人も大分に戻って生活できるようになる。大分の人口が再び増え、経済が活性化し大分県も発展する。国でベーシックインカムの導入が難しいようであれば、大分で試験導入という形で、ベーシックインカムを導入して、大分にたくさん移住してもらい、大分を活性化させたい」
安倍候補≪温泉でのバイナリー発電≫
◆安倍 正雄 候補(誠真・新)
「大分県はおんせん県。私たち日本誠真会の勧めているバイナリー発電という発電方法があるが、 これは温泉で発電をしようというもの。詳しくは、いま説明する時間が無いが、 おんせん県がエネルギーを生む、 電力を生むということになれば大分県の発展は間違いないと考えている」
参院選の投票と開票は今月20日です。